フレンチリネンとシルパロンのサマーセーターその5

2016.9.20


なんやかんやありまして、ついつい後回しになっているリネンとシルパロンのサマーセーターですが、袖がなかなか決まらなくて、先に襟と裾を仕上げました。襟はメリヤス編みのダブル、裾は一目ゴムです。

夏糸は糸自体に伸縮性がないので、襟・裾にはいつも悩むんだよねー。

かぎ針編みで縁つけるっていうのが定番だけど今回のデザインには合わないし、ざっくりニットなら、伏せ止めにしちゃうのが賢明な選択だと思うんですが、こういうスタンダードなプルオーバーの場合、襟・裾(特に襟!)に伸縮性がないと着られなくなっちゃう。かといって、夏糸のゴム編みは伸びたらビローンってなったままもとに戻らなくて、裾はまだしも襟はちょっと不細工になっちゃうからねー。

なので、襟は編み終わりの伏せ止めはゆるーくゆるーく伏せて、それを隠すようにダブルにするというのがたぶん正解かな、と。

あとは、ようやく方向性の定まった袖を編んで、急いで仕上げなくちゃ、もう秋だー。

秋と言えば、秋冬の新作キットの構想&試作が済んだので、商品化に向けて諸々、やることたくさん。