「誌上・パターン塾」

2018.2.15


私が製図をするときに、困ったら見る本がこちら。

洋裁用のパターンの本です。

編み物用の製図テキストにもさまざまなデザインが載っています(特に古いものほど凝ったデザインが多い)。

でも、やっぱりオリジナルでデザインするとなると、そのままの製図でいいわけはなく…

本来ニットは伸縮性があるため、布で作る洋服よりはラフな製図でいいんですが、上級になればなるほど洋裁に近いパターンを要求されるので、きちんと洋裁の勉強をしたことにない私には強い味方です。

これまで、「Vol.1 トップ編」「Vol.2 スカート編」「Vol.3 パンツ編」ときて、2/16「Vol.4 ワンピース編」がでます。

編み物だとあまりやらない立体裁断のダーツの入れ方とか、スカートの裾をウエストの何倍にするとギャザーのボリュームがどれくらいとか写真でとてもわかりやすく載っています。

布は実際に目の前にある生地を触って張りを確かめたり、ギャザーをいれてみたりできますが、編み物は(めっちゃ大きいスワッチ編んでみない限り)それができない。

布は裁ってしまうと取り返しがつかないけど編み物はほどいて何回でも作り直せるからいいよね、なんてよく言ってますが、明らかなミスでもしない限り編み直すってしないですよ、時間もないし。そうすると、ちょっとデザインが思ったのと違ってても妥協するしかない。

ということは、出来るだけ思っている通りの形になるように製図することってやっぱりとても重要なんですよね。あたりまえなんですが…


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