2018.1.17
ハマナカ・リッチモア、スキー毛糸、ダイヤモンド毛糸、オリムパス、横田ダルマの2018年春夏の新作糸発表会に行ってきました。
まずはハマナカ・リッチモア。ハマナカはフラックスKの新作が出てたけど特に目新しい糸はなし。ラメ入りヤーンが多かったです。
リッチモアの今年のテーマはロシア。ロシア革命から100年の記念の年だからだそうです。新作糸も「エカテリーナ」「マトリョーシカ」「カチューシャ」とロシアにちなんだネーミング。「エカテリーナ」は段染めの夏糸らしい糸。「マトリョーシカ」はドット柄とストライプ柄が表裏にロールプリントされたテープヤーンです。「カチューシャ」はナイロン芯に細ーい糸をコイル状に巻きつけた極細の糸で、とってもきれいでした。写真の左のアンサンブル(先日イラストの講義をしてくださった大田先生のデザイン)と右のワンピースに使用されていました。かぎ針でも棒針でも透かし模様がとってもきれいに出ていました。ローゲージの棒針で編むのもいいと思う。ちなみに真ん中のウエディングドレスは岡本啓子先生のデザインです。
あと「シルクリーザ」というテープヤーンも出てました。こちらは模様無し、ソリッドカラーです。
スキー毛糸の「スキーミリネ」はコットンの糸をネット状のチューブでくるんだ糸。昨年のハマナカの「ドーナツ」や、ウイスターの「エアーコード」と構造は同じ感じだけど、クラフト糸ではなくウエア用。色がきれいでした。
ダイヤモンド毛糸とオリムパスは特に新しさを感じるものはないかな…
「ラメ シルク リネン コットン 段染めで あぁ夏糸や夏糸や」
で、色がね、なんか暗ーいんですよ。若々しくないの。見本作品のデザインも古典的だし。もちろん、こういったデザインが好きな方もいらっしゃいますので根強い人気があるんでしょうけれど。
あ、がーりーはんどめいらー神戸秋弘さんがタティングを教えておられました。NHK「すてきにハンドメイド」の時に着てらしたかぎ針編みのパンツはいてらっしゃいましたよ。
最後は横田ダルマです。「Knitting Cotton(ニッティングコットン)」は棒針で編むことに特化した糸。夏糸というとどうしてもかぎ針編みに偏りがちですが、そこをあえて棒針で!って主張してくるところがいいですよね。
「LILI(リリ)」はコットンのリリヤーンでジュートを包んだクラフト糸。こちらも「ドーナツ」系の糸ですが、「ドーナツ」よりだいぶ細いので使いやすそうです。ジュートの張りと綿の肌触りをいいとこどりした糸。
以上、2018年春夏新作糸レポートでした~。
糸そのものの写真が撮れていないので、いまいち伝わりにくかったかもですが…
やっぱり、見て楽しいのはリッチモアさんとダルマさんでしたね^^