2018.1.27
先日、古書店で新古本で見つけた本。世界30か国の編み物を集めた本です。
各地の伝統的な編み物を写真で紹介しています。編み図や編み方は載っていませんので、図鑑的なもの。
ヨーロッパやアメリカ・カナダの編み物はよく知られていますよね。フェアアイル、アラン、ロピー、シェットランドレースなどなど。最近は北欧のものもたくさん紹介されていますしね。
イギリスの1950年代のティーコゼー、プリーツを1枚1枚編んでつなげたのかなぁ…横に長ーく編んでからタックを取って形にしたのかなぁ…
ラトビアのくつ下、すごく細かいです!なんていうんだっけ、矢斜に編む模様。あ~忘れた。林ことみさんの本に載ってなかったっけ?
オランダのかぎ針の鳥さん、めっちゃかわいい!
ペルーの、古代ルーピングの飾り。ルーピングは針で作る糸の環をつなげ、らせん状に編地を作っていく編み物の元祖とも言われる手法だそうです。鎖編みみたいな感じ?
ケニヤやアフリカなど、あまり編み物のイメージがない国のものも紹介されていたし、日本からはストレッチ編みが紹介されていました。ストレッチ編みって日本発祥なんだね。でも、もう廃れてますよね…私も名前くらいしか知らない。
編み物の歴史って、体系的に研究されていないそうです。たぶん、自然発生的に世界各地で作られて、口伝えで伝承されているから、やろうと思っても無理なんだろうけど。