2018.12.8
ナンシー・マーチャントの「TUCK STITCH」を買いました。
「Tuck Stitch」 は、邦題にもあるように「引き上げ編み」のことです。
先日ワークショップをした「タック編み」とは別物。
イギリスゴム編みがよく知られていますが、すべり目+かけ目をした目を1~数段後に編むのが引き上げ編みです。
それを1段ごとに色を変えることで、表と裏で違う色が出るようにしたり、引き上げる段だけ違う色にして複雑な模様に見せたりできるのです。編み込みと違って、1段の中で糸を変えるのではなく段によって編む糸を変えるので、こちらの方が編むのは簡単だと思います。
この本でも1段から4段とばしまでに分けてそれぞれ数種、さらにバリエーションを加えたものとで97種の編地が載っています。
すべて2色で編んであり、裏表両方の写真を載せてくれているので、「あ、これはリバーシブルで使えるね」とか「ん~、これは裏がちょっと使えないかな?」とかわかります。
編み方は文での説明と編み図も載っています。最初のページに基本の編み方が写真付きでしっかり解説してあって、とてもわかりやすいです。
作品も8種載っています。マフラーやブランケットなど簡単なものだけですが、糸や色を変えると雰囲気がガラッと変わることがわかって無限の広がりを感じます。
さらに、最後にはオリジナルの編地をつくるためのヒントもあり、すっごく楽しい!いい本買った~^^