2019.1.17
ハマナカ&リッチモアの2019年春夏の新作糸発表会に行ってまいりました。
ハマナカは、まず、一番スペースをとっていたのはコットンプーリング。プランドプーリング向けのコットン糸です。コロボックルがプランドプーリング向きの糸として大注目になったので、夏糸も、ということでしょうか。段染め糸はいくらでもあるけど、プランドプーリングに向いている糸はなかなかないので、やってみたいと思っている方にはこれはとてもいいですね。面白い色合わせの8色展開です。プランドプーリングだけでなく、組みひもにするという提案もありました。
そして、グラデーションカラーの糸が2種。ラメ糸のクレオクロッシェ(アクリル51% リネン42% ポリエステル7%)と淡い色合いのリリヤン糸、アンディーネ(綿78% ナイロン22%)。どちらも8色展開。
アンディーネが出来上がるまでの工程の説明があって面白かったです。
フラックスとポームのリリヤンタイプも出てました。
リッチモアの今夏のテーマはレオナルド・ダ・ヴィンチ。
まずは、衣(きぬ)(絹100%)12色。シルク特有のキシキシした感じはなく、光沢も抑え目です。発色のいいぱっきりした色が珍しいですね。風工房さんと岡本さんの作品どちらも黒だったのがちょっと残念。
次はLa GIOCONDA(ジョコンダ)(アクリル46% 綿42% ナイロン12%)8色。リリヤン糸で、名画モナリザをイメージした糸だそうです。リッチモアらしい色味ですね。
3つ目は、Signolia(シニョーリア)(綿72% ナイロン28%)7色。
テープヤーンと言えばいいのかな?面白い糸です。色もとても複雑で、ちょっと他にはない作品ができそうです。
兵頭さんの作品も素敵。
そして、Cecilia(セシーリア)(リネン46% レーヨン36% ナイロン15% ポリエステル3%)7色。
上品な光沢のある涼し気な糸です。
やっぱり、リッチモアの糸はきれいだな~。
今年の糸は、リッチさんにしてはお手頃なお値段でした。