2019.7.19
「かわいい刺しゅう」Vol.22、23で、やっとタペストリー「春」が本当に!完成しました。
まずは、何カ月も触りまくったタペストリー、洗濯してアイロンをあててから、白雪姫のエプロンに取り掛かります。白い布にレースを縫い付けてギャザーを寄せたら、上衣のサテンステッチの下にたくし込んでから縁をかがるという、荒業で付けます。布を縫い付けてから刺繍すると思いますよね、普通。
17号から空白のまま放置されていたおやゆび姫の白い手袋は、バリオンステッチでした。新しく始まったタペストリー「夏」で初めて習う手法です。
タペストリー「夏」の刺し始めは「アリとキリギリス」。ありんこかわいい、キリギリスさんオシャレ。色使いが楽しいです。キリギリスの周りの音符に使われているのがバリオンステッチ、針にグルグルと糸を巻き付けてから抜く、コルネみたいなステッチ。
かぎ針編みでも似たような手法はあるんですが、かぎ針は針に「返し」が付いてるからグルグル巻いた糸の中を通すのがものすごく面倒なのでやりたくないんですよね。
刺繍は、かぎ針よりはましですが、それをくるっと丸めて刺すバリオンノットステッチはちょっと難しかった。
そして、上の文字の部分!すごく細かい!「春」の文字の半分くらいしかありません。
全部のモチーフに一言ずつ付いてるんだわ、これが。
バイオリンの弓だけ、のちに登場する手法なので積み残し、今回の課題は出来上がりです。
そして、母が担当している小物のクロスステッチが出来上がりました。
写真だとわからないんですが、ラメの入った糸なので、キラキラしてとてもきれいです。
これをビスコーニュ(ピンクッション)に仕立てます。