2019.9.23
Handi Crafts Vol.108 が届きました。
いつもは1冊なんですが、今号は「日本手芸普及協会50年史」と、「秋冬のニットセレクション」という別冊付録がついています。
この雑誌は主に日本手芸普及協会の会員向けに活動報告や作品紹介をする内容です。ニット部門の作品は編み図もついていて一番掲載数が多いです。そして、プロ向けの雑誌なので、一般の書店にある雑誌や本に比べて凝った作品が多いんですよね。
赤のラグランセーターは、6色の糸を順にずらして引き揃えてグラデーションを作ってあります。自作ボッベル糸。身頃と袖のグラデーション位置をぴったり合わせるためにはこの手法になるんですよね。
クンストレースのワンピースやアンサンブルは、「え?こんなの作れるの?」って思う繊細さ。
他にもフリルやお花がついたような凝った作品が載っているんですが、やっぱり技巧に走るよりシンプルなものの方が好きだなぁと思ったり、でも、手間を惜しんでいてはいけないなぁと反省。