2019.10.3
今月は、楽しみにしていた本が出ます。
「小瀬千枝の伝統ニット」10/9発売予定。
小瀬千枝さん(著)林ことみさん(編)の強力タッグです。
イギリス・ノルウェー・スウェーデン・デンマーク・フィンランドの各国を代表するテクニックやパターンをそれぞれの国のニットの歴史とともに紹介してある本です。
編み物は各地で自然発生的にできて、口承でつながれてきているので、ちゃんと本に残っていない技術がたくさんあると思うんですよね。その一部でも知ることができるのは、とてもありがたいことです。
ただ、作品は全部ベストです。手軽に編めるように…ということらしいですが、どうなの?ベストってあまり着なくない?せっかく伝統のニットを紹介するんなら、がっつり編みごたえのあるもので良かったんじゃないかなぁ。
まぁ、伝統ニットの紹介&解説としての読み物的要素が強いのかもしれません。
他にもいろいろ新刊でます。
「リピートしたくなる棒針編みの冬小物ー私が編みたいニットー」10/7発売予定。
風工房、しずく堂、越膳夕香、かんのなおみ、西村知子はじめ人気のニット作家の作品が収録されている、お得感のある1冊。詳細不明なので、実際中を見るのが楽しみです。
「ベルンド・ケストラーの引き返し編み」10/11発売予定。
苦手な方が多いとされる、引き返し編み。比較的簡単できれいに仕上がるドイツ式引き返し編み(ジャーマン ショートロウ)を使った、ケストラーさんならではの面白いパターンの作品が載っています。これをやれば、引き返し編みもバッチリになるかも!?