2020.11.5
11月の新刊本から2冊ご紹介。
まずは「ベルンド・ケストラーの表編みと裏編みだけの模様編み120」11/20発売予定。
これまでも、小物を中心に作品レシピの本を出しておられるケストラーさんの、初めてのパターン集。
ケストラーさんの作品の多くは、この表目と裏目だけで構成されている模様が使われています。
棒針編みは、基本、表編みと裏編みしかないので、このタイトルはちょっと…なんですが、縄編みのように目を入れ替えるとか、透かし編みとかしてないっていう意味ですね。
以前にケストラーさんが出した「表目と裏目だけで編むニット」っていう本があったから(出版社が違う)、それと混同しないようにっていうことなのかもしれません。まぁ、そんなことは置いておいて。
基本の表目、裏目だけでこんなに多種な模様ができるんだということが本当に面白いです。
参考作品もいくつか載っているようです。
もう1冊は、濱田明日香さんの「かたちのニット」11/20発売予定。
濱田さんは、これまでにも洋裁の本はたくさん出されていますが、今回、初めてのニットの本(WATGの本には参加されてましたね)。
濱田明日香さんは、THERIACA(テリアカ)というファッションブランドを立ち上げ、現在ベルリンを拠点に活躍されているデザイナーです。これはいったいどうなってるの?と思うような、これまでの概念を覆すパターンで作られたお洋服はどれもかわいい。
去年、KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)で展覧会を見ましたが、面白かったです~。