これは、なんでしょう?
巨大なコーン巻きでやってきた、クローネ#.02 です。(→コチラ)
早いとこやっつけようと、着手しましたが...
まず、きゅうきゅうに巻かれてやせ細った糸をなんとか復活させなければ。
カシミヤ20% ビスコース53% ナイロン27%
ビスコースというのはどうやらレーヨンと同じような化学繊維らしいので、水通しはできないだろうと思って、低温でスチームをあててみると、予想以上に膨らんだ! のが、この写真です。
っていうか、ビスコースが縮んじゃったっていう気がする。
でも、伸縮性がでたし、いいか。
で、イギリスゴム編みでスワッチ編んでみました。
スチーム当てたとたんに、糸がムクムク膨らんで目が詰まった。
それはいいけど、編地がぎゅーって縮んだよー!
いいのか?これで。
う~~~ん...
糸がぺったんこになったままの編地はやっぱりいやなので、とにもかくにも、これで行くしかないねー。
ではでは、ゲージとって、と。
ざっくりだけど、計算してみると、うーん、やっぱりイギリスゴムって糸くうねー。
ロングカーデにしたかったのに、無理っぽい。いや、絶対無理。
えーっと、総イギリスゴム編みでは、糸1巻で足りない、
かといって巨大コーンをもう1巻買う気にはなれないので、
まずイギリスゴム編みを片面引き上げにして、袖のみとする。
身頃はメリヤス編みで、編めるだけ長さを出す。
ということにして、まず袖から編みはじめ。
片面引き上げのイギリスゴムはどっちを表にするか、
いっつも迷うわー。
それぞれどちらもいいんだよねー。
セーラーカラーのロングカーディガン、ちょうどウエストの辺りまで来ました。
糸の残りはこれくらい。
やっぱり、メリヤスにしたから糸の使用量が少なくすんでいます。
逆に、思ったより減りが遅い。
だいぶ長くしても残るんじゃない?
ポケットもつけて、ベルトもつけちゃう?
さて、どうだろう。編んでみないとわからないねーーー
セーラーカラーのロングカーディガン編みあがりました。
身頃をメリヤスにしたので、思いの通りの丈にできました。
コート+カーディガンでコーディガンっていう造語が最近ありますが、それかな。
ポッケもつけたよー。口をU字にしてみました。
衿の後ろはこんな感じ。襟を大きくすると子供っぽくなるので、控えめに。
さて、ボタンどうしようかなぁ。
これなら、ボタンなしっていう選択肢もあるんだよね。
毎度毎度、出来上がってから悩むなっっていう話ですが。
いや、いつも最初からちゃんと考えてはいるんですよ、ホント。
でも、イメージ通りのものってなかなか見つからないし、出来上がるにしたがって、最初のイメージとは変わっていくこともしばしば。
ボタンがどんどん出てくる魔法の引き出しが欲しい~。
セーラーカラーのロングカーディガンですが、「ボタンどうしよっかなー...」のその後、
結局ボタンはつけずにベルトを編んで、ガウンタイプにしました。
わりと暖かい冬だったので、いい具合に着られるなー、と思っていたらその後寒~い日が続き...
なかなか出番がありません。もうちょっとしたら着られるかな。