先日、友人からもらった WATG の BILLIE JEAN YARN をサマーセーターにしようと、スワッチ編みました。
5mmの棒針でメリヤスを編んでみます。ラベルの目安ゲージが 18目×22段、私のを数えると16目×22段。
若干緩いか...でも、見た感じダレるふうでもないし、あまり目が詰まっていても重くて暑いしね。
編んでいて、ふと手を見ると…
あぁ~、色がついてる。
この糸、デニム工場の残糸のアップサイクルヤーンで、「色移りしますよ」って説明にもあったし。
手は洗えばすぐに色は取れますが、服だのかばんだのに付いたら取れないだろうな...
とりあえず、出来上がったら洗ってみるか。生成りの糸とメランジになってるのが、全部インディゴに染まっちゃうかも?
Billie Jean Yarn でサマーセーター、指、青くしながら編んでます(←前回ブログ)。
袖口からスタートして、横にどんどん編んでいって、前後身頃、さらにもう一方の袖まで全部つなげて編みます。
この前のパーカー同様ほぼ四角いまっすぐセーター。
ネットで見かけたこちらのセーターを編みたくて…
袖から襟もとにかけてずーっと編地が透けてますよね。これ、「針抜き」といって、一旦編んだ目を落としていく(ストッキングの伝線のような感じの)手法です。
目を落とすって、なかなかに怖い作業ですよね~。針抜きした目の両脇の目が緩んでくるので、ある程度引っ掛かりのいい糸でないとできませんしね。
さて、上手くいきますでしょうか…
BILLIE JEAN YARN で編んでいたサマーセーターなんですが、かなり編み進んだところで、どうも糸が足りない事が判明。袖から全部続けて編んでいるために、今から袖を短くすることもできず…ほどいて編みなおすことに。
ずぼらして、ほどきながら直接新しく編み始めました。ウールと違って糸痩せしないし、そんなにラーメンでもないので。
もう袖は付けずに(ちょっと袖口は付けようと思っている)、大きい四角の真ん中に穴をあけてかぶる、ポンチョスタイル(脇は綴じます)にしようと思います。
WATG の BILLIE JEAN YARN で編んでいるサマーセーター、本体ができました。
このあと、いよいよ針抜き。脇のとじを先にやってからにしようかな...
あと、袖ぐりを拾ってちょっと袖口を編むつもり。
何がいいでしょうか、ゴム編み?ガーター編み?かのこ編み?
出来上がったら、一回洗ってブロッキングしよう。綿のセーターは乾くのに時間がかかるんですよね、ピン打ちして置いておくと、2日くらいかかる。
最近ようやく夏らしくなってきて晴れて暑いので、外に吊るしておけば速く乾くんじゃないかしら。でもそれだと形を整えるのが難しいね。ん~、平置きネットみたいなのがあればいいのか。
BILLIE JEAN YARN で編んでいたサマーセーターができあがりました。
四角く編んだだけですが、ガーター部分がリブ編みしたようになります。
メリヤスとガーターで同じ段数でこれだけゲージが違う、ということがよくわかる、いい例ができました。
針抜きも無事成功。短い方は1目、長い方は2目抜いています。
袖口はリブ編みして、一旦洗ってブロッキングします。
はい、針抜きした部分もしゃんと伸びて、きれい。
この糸はすべりが悪く、編むのがちょっと大変なんだけど、その引っかかりの良さのおかげでまわりの目が緩むことなく出来上がりました。
編んでいるときにかなり手が青くなったので心配でしたが、洗ったことで、色移りもほとんどなくなりました。
洗ったときに糸の白い部分が青く染まるんじゃないかと懸念しましたが、糸自体のメランジもちゃんとキープされてます。
デニム糸なので、結構な重さになります。100g巻きをほぼ5玉使用。
この猛暑の中、着るのはちょっと... もう少し涼しいときに着ます。
1か月前くらいの梅雨時分みたいな、「何着たらいいんだか...」っていうときにちょうどいい感じです。
さて、この前のパーカーといい、これといい、四角く編んだだけなので、次はもう少しちゃんとしたもの編みたいな。