糸の必要量
「~を編みたいのですが、毛糸を何玉買えばいいですか?」
何かを編み始めるとき、初心者さんもベテランさんも悩むのがこれ。
● 何を(ベスト、セーター、カーディガンetc)
● どんなサイズで
● どんなデザインで(袖丈、身丈、衿、編地etc)
など、糸の量を左右する要因は様々あります。編む人の手によっても若干違いがでます。
また、例えば1玉40gといっても、メーカーや糸の素材、もちろん太さによって糸長が異なりますので、セーターが5玉で出来たり、12玉必要だったり。
本当に、こればっかりは、編んでみないことにはわからない、としか言いようがないのです。
私としては、ラベルに書いてある標準ゲージのほかに、標準ゲージで編んだ時に1玉でどれだけ(〇㎝×〇㎝ とか)編めるかを記載してくれると参考になっていいのになー、と思うのですが… メーカーさん、いかがでしょう?
メーカーさんの中には、ラベルに参考としてベスト〇玉、セーター〇玉、カーディガン〇玉と書いてくれている場合もありますね。
出来るだけ買い足したくない、でも余るのももったいない。
「買い足したくない」を優先するなら、多めに買っておく。
「余るのがいや」の方が勝つなら、最初に1玉買って、ゲージを取って必要量を算出してから買う。
のどちらかです。
どちらにしろ、足りなければ当然作品が出来上がらないので、 多かれ少なかれ糸は余ります。
余った糸は小物を作ったり、モチーフを編んでつないだり、編み込み模様に使ったり、編物以外にラッピングなどにも利用できます。
でも、いろんな種類の糸がたくさんたまってくると、それだけで楽しいものですけどね。