別鎖の作り目(後からほどける作り目)
本体を編む糸とは別の糸*を使って鎖編みの土台を作り、そこから編み出して行く方法です。
後から鎖編みをほどいて、編み針に目を移し、縁を編み足します。一般的な作り目として、よく見かけるのは「指で掛ける作り目」ですが、「後からほどける作り目」の方がきれいに仕上がりますし、自由度も高い(縁のアレンジが利きやすい)ので、むしろこちらを常に使っていて、「指で掛ける作り目」はスワッチを編むときくらいしか使いません。 |
*編み出しに使う別糸は、本体を編む糸に太さが近く、毛羽の少ない糸を使用します。
手持ちの余り糸の中で、本体の色と区別がつきやすく、かつ色残りしても目立たない糸を選びます。
編み出し用の糸というのも売っていますし、マクラメ糸やリリヤーンも編み出し糸に向いています。
別鎖の作り目(1)
別糸で、所定の目数鎖編みを編む。(+1~2目編んでおくと安心)
鎖の編みはじめの方から、裏山に針を入れ、実際に編む糸を引き出す(鎖の裏山を、通常編むときの左の針にかかっている目と想定して、普通に表目を編むのと同じ動作をする)。

鎖の裏山
※所定の目数を拾ったら、これを1段目と数えます。つまり、編み始めは裏を見て編む段です。
針にかかっていない目を編むのは少し難しいですが、コツをつかめば早くできるようになります。衿ぐりなど、身頃から目を拾うときも同様の動きをしますので、慣れておくほうが良いと思います。
別鎖の作り目(2)
別鎖の作り目(1)のやり方だとどうしてもできない!という方は、鎖編みを棒針に編み付けるという方法があります。鎖の裏山が針にかかった状態になりますから、大変編み出しやすくなります。
裏ワザ
もし、付け替え輪針を使っている、あるいは輪針をたくさん持っている、という場合、次のようなやり方もあります。
※本体を編む方の針にかかっている目を2段目と数えます。つまり、編み始めは表を見て編む段です。
そのまま本体を編み進め、裾部分を編むときに別鎖をほどいて目を拾う手間なくリブなどを編み始めることができます。