ゲージ
ゲージとは、希望の大きさに編むための基準となる ” ものさし” です。 | |
15㎝角程度の大きさに試し編みをします(これをスワッチといいます)。
その編地に定規を当て、10㎝当たり何目あるか、何段あるかを数え、ゲージとします。 正しくは、「スワッチを編んで、ゲージを取る」ですが、「ゲージを編む」と言うことが多いですね。 |
ゲージをどう使うのか、ですが、
①自分のゲージに合わせて編み図を作る
②編み図のゲージに合わせる
の2通りがあります。
① とったゲージから割り出しをして、編み始めます。
② 編み図の指定の号数で編んでも、ゲージが合わない場合、
・10㎝当たりの目数・段数が多くなった →針の号数を上げる(針を太くする=1目が大きくなる)
・10㎝当たりの目数・段数が少なくなった →針の号数を下げる(針を細くする=1目が小さくなる)
のどちらかをして、指定のゲージと合うまでスワッチを編みなおします。
ところで、ゲージ取るのって面倒ですよねー。
極力少なく編みたい(毛糸も余分に使いたくない)気持ち、わかります。
でもね、
おざなりにスワッチを編む→実際に編んだ時にゲージと違う→ゲージなんて意味ないし面倒!
→おざなりに… という悪循環、断ち切りましょう。
スワッチはきちんと、大きめに編んだ方がいいんです!
そうすると、手も安定して、正確なゲージがとれ、きちんとしたサイズに仕上がります。
ちなみに、編んだスワッチは糸のラベルとともにファイルしておくと、オリジナル糸帳ができます 。