編むことは 数えることと 心得たり
かぎ針編みはもちろん、棒針編みでも、とにかく目を数えることが大切です。
数えながら編む。1段終わったら数える。
これをすることで、編み間違いや目を落とすことが圧倒的に減ります。また、間違ってしまっていても気づくのが早く、修復が容易です。
編地を目の前に「どうしてあわないの?」と悩むあなたにこの言葉を贈ります。
"Don't think. COUNT!!"
「考えるな。数えるんだ!」
さて、数えるために便利なのが、目数リングや段数マーカーというものです。
目数リングというのは、一般的に閉じた輪っか状のもので、棒針に通して使います。
目数が多い時に20目おきに入れておいたり、模様の切り替え位置が分かりやすいように入れておいたり、といった使い方をします。
段数マーカーは、輪っかの一部分が開いていて、編地に引っ掛けたり外したりが容易にできるようになっています。
また、安全ピンのような形のマーカーもあります。引っ掛けるだけの物は、落とすことがよくありますが、これなら落とす心配はありません。