編み目を均一にする
編み物の仕上がりが美しく見えるには、「編み目が揃っている」ということが大きな要素になります。
では、どうすれば編み目が揃うのでしょう?
たくさん編むこと?
もちろん、たくさん編むことで手が安定してくるのですが、ただ数多く編むのではなく、規則正しく編める編み方をマスターすることが重要です。
それを図解入りで丁寧に詳しく解説して下さっているのがこちら、
「たた&たた夫の編み物入門 http://tata-tatao.to/」
このサイトの「基本的技法徹底図解」のページに表編み、裏編みそれぞれ(どちらもフランス式のみ)の針の持ち方、
糸のかけ方、針の動かし方を本当に徹底的に解説して下さっています。
私もとても参考になったサイトです。
(編み物に関して色いろと研究されている記事がとても興味深く、勉強になります。)
さらに、目を揃えるということにおいて、実は最も大事なのが、糸を持つ左手(フランス式の場合)です。
編む方にばかり気が行って忘れられがちですが、左手にかける糸の張り(テンション)が一定であることによって目が揃うのです。
人それぞれ慣れている方法があり、変えると編みづらく、却って目が揃わずぐちゃぐちゃに…ということが起こり得ます。
しかし、始めはゆっくり時間をかけて一つ一つの動作を確認しながら、無意識にでも手がその位置に、その動きになるように繰り返し繰り返し編むことで、きれいに、しかも速く編めるようになります。
一度ついた癖を取るのはなかなかですので、根気が必要です。
基本の動作がきちんとできるようになれば、自然と目が揃ったきれいな編み地が出来ているはずです。